-- FIREまで31日
※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。
最後の水曜日。
今日もあっという間に終わってしまった。
来年の予定についての会議に出たが、こっちももう来年以降のことはどうでもいいというか、口を挟む立場に無いし、自己主張の激しい人のアホらしい議論を見て滑稽にすら思えた。
FIREできる(他の選択肢がある)って何て素晴らしいんだろう、こんな茶番に付き合わなくてもいいんだ、と思うだけでいつもだったら憤りを感じていただろう場面も、冷静にいられた。
ただ、残される仲の良い信頼できる同僚のことが心配になった。
こんな無茶苦茶な暴走劇に巻き込まれるのか、と。
その同僚とは、結構何回か、別室で話した。
もう彼も転職活動をしていて、決まり次第辞めるだろう。
彼ほど人間関係をうまく保つ人はいないと思う程とてもいい人で、今後も楽しく仕事をしてほしいと思っているが、暴走族に振り回されどうやら無理なようだ。
その後も、急に決まった引き継ぎでバタバタと引き継ぐ。
そんな風に引き継いでも絶対上手く行かないが、上が引き継げというのだから、それに従う。
その後は、元から残りのメンバーに引き継ごうと思って段取りをしていた業務(リモートではできない業務)を引き継いだ。
引き継ぐ準備をしてきた業務なので、私も相手もしっかり理解して引き継げた。
あとは、自分が担当した大きな契約がやっと締結され、押印されたその契約書を郵送した。
これを成し遂げるために私はここに来たのだ、と思えてジーンときた。
辞める前に、きちんと大きな成果を残せて嬉しい。
これは自分を褒めてあげたい。
その後、デスク周りをほぼキレイにし、壁に貼ってあった付箋や資料も外す。
何年も貼ってあったから、日焼けしてほとんどが黄色くなっていた。
壁に貼ってある資料はちょくちょく必要な情報なので、きちんとスキャンし、後任のために共有フォルダにアップしておいた。
後任に渡してほしい紙ベースの資料も一式まとめて、その紙の資料ひとつひとつの説明もワードに書き留めておきアップした。
次この資料を開ける人はどんな人だろう。
私の後任の募集も開始された。
夜はWeekly dinner nightで友人宅で食事。
普段は木曜だが、一人のメンバーの予定で水曜になった。
みんな同じ職場で知り合ったが、5人中2人は既に辞め、私達2人ももう辞める。
こうやって気心の知れた仲間と集まれるのも、あと残り1回、来週で最後かな。
仕事では嫌なことが多かった一日だったが、やるべきことは淡々と片付け、最後は友人と楽しく時間を過ごした。
残り2日。