-- FIREまで141日
※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。
上司に退職を報告した。
なんだかんだ気が乗らず、今週こそはと思い3週間くらいたってしまったが、ようやく伝えた。
上司は私がこの土地を気に入っていることを知っていたので、完全にノーマークだったようで腰を抜かしていた。
というか、衝撃すぎて状況を把握できていなかった。
というのも、上司がやるべきことも含めて現場の管理を私がほぼやっているので、上司にとったら部署の中で抜けられたら一番困るのが私なのだ。
これまで他のメンバーが抜けても、残ったメンバーと共に私がなんとか回してきたが、今回はそのお助けウーマンが辞めてしまうのである。
理由は正直に。
家族(つまり親)。
その他、退職に至った考えや、来年の住民税を払いたくないので年末には住民票を抜いてイギリスに発つこと、今後は日英の2拠点で半々で生活すること、これまでの感謝も伝えた。
FIREのことはもちろん言わないが、「これからやることは決まっていて、全てリモート」と言っておいた。
引き留めてももうしょうがないことはすぐ理解して、引継ぎについての話になった。
契約上の2か月通知よりもかなり早く伝えたとはいえ、12月までに決まるとは思えない。
私の前任が辞めたときも、後任の私が採用されるまで7か月の空きがあった。
「穴が開くことで非常に困ることは分かるので、後任が決まるまでリモートでやります。」とオファーした。
上司は心底助かった、という顔をしていた。
「〇〇さんの仕事は余人には代えがたいから、そうしてもらえると本当に助かる。」と。
オブラートを外すと、「〇〇さんの仕事は他の部署メンバーではできず、俺だってやりたくないから、リモートでやってくれると自分に降りかかってこずに助かるわー」かな。
退職後もリモートで部署が潰れないように場所だけがオフィスからリモートになって仕事を回し、後任にも私が自分の責任のもと直接引き継ぐのだろうな、とその表情で今後半年~1年の自分の予定が決まった感覚だった。
ついでに、後任採用のための募集要項まで作るようにお願いされた。
ああ、ここまで私にはさせるんだ。
この6年間で3人のスタッフの交代があったが、全て私が募集要項(業務内容や必要経験の決定)を作って来た。
残る管理職が、今後部署をどうしていきたいか、どんな人材を採用したいか考えて作るのが当然である。
私が何をどこまでやっているか全く把握していないため予想はしていたが、自分が辞める時までこれをやるとは。。。
儀礼的にかやってることを教えて欲しいというので、2年間付けてきた業務ログを送ってあげた。
だからと言って、上司が何かするわけではない。
退職した後であっても引き継ぎまでやるんだろうなと、ほぼ分かり切っていたことが確定しただけだった。
退職後もリモートでやるのはお金の為ではない。
お金のためだったら、契約上の通知期限ギリギリで伝えて、できるだけ退職後も業務委託でできるようにするだろう。
私は、後任が早く見つかるよう、約5か月前に通知をした。
実際に私が抜けるとかなりヤバいのは自分でも分かっているからだ。
ともかく、これで職場の方も動き出す。
自分を業務委託にするために、様々な手続きもやっていくことになる。