イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

超インフレのイギリス

-- FIREまで196日  

※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。  

 

イギリスはスーパーの食材は安いが、総じて物価が高い。

円高になって初めて日本の物価レベルになる。

 

そのイギリスでは、超インフレが一般家庭を襲っている。

クリスマスの時、つまり、ロシアのウクライナ侵攻が始まる前から、光熱費が高騰し始めて、暖房をつける冬には、義理兄宅でも義理実家宅でも、電気ガスが月400ポンドに達していた。

日本円に換算すると、月6~7万円である。

私が生活していた2016年までは、電気ガスの合計で150ポンドくらいだったのではないだろうか。(うちは狭かったので100ポンドくらいだった。)

 

そしてガソリン

ウクライナ侵攻が始まって、日本と同様にガソリン価格がどんどんと上がり、今は2ポンド/L

日本円に換算すると、330円/Lである。

一般的な普通車を満タンにすると、17,000円かかる。

 

やばくない?

 

イギリス政府は不況になると減税したりして一般家庭を助ける政策を出すのだが、全然追いついていない気がする。

 

日本人と違い貯金はしない国民性なので、給与ギリギリで生活している人が多いと思う。

それでこの光熱費とガソリン代だと家計は完全に大赤字で、Overdraft(当座繰越:普通預金の残高がマイナスになってもお金を引き出せる。利息はかかる。)を使って凌いでいるのではないだろうか?

 

暖房や車移動を節約するにしても限度があるし、FIREしてイギリスで生活できるか不安になる。

そして義理家族に対して経済的支援が必要になる状況にならないかも心配になる。

そんな時は、イギリスのほとんどの家庭が同じ状況だろうから、さすがに政府が何かしてくれるはずと期待する。

日本政府や日銀の「注視する」「憂慮する」だけではなく、イギリス政府は(日本に比較してだけど)ちゃんと政策として対応してくれるから。