イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

祖父の赤いちゃんちゃんこ(40年物)

-- FIREまで261日  

※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。  

 

実家に来ている。

祖母の部屋を少し整理する必要があったので、箪笥の上にあった服の箱(昔は大切な服は箱に入って保管されていた)をどけた。

その箱を開けたら、なんと祖父の60歳の記念の赤いちゃんちゃんこだった。

箱を開けるまでもなく、丁寧にラベルも貼ってあったのだが、開けてびっくりした。

 

祖父は1919年生まれなので、この赤いちゃんちゃんこを来たのはもう43年前だ。

私も生まれていない。

多分私が生まれた時から、あの箪笥の上にずっとあったのだろう。

祖父が生きていたら102歳なので、うっかりダブル還暦(120年)でもう一度着る事になってしまっていたかもしれない。

 

2014年の年末から実家の片付けをやっているが、こんなすぐに捨てても良いモノがまだあることにびっくりし、実家のモノの厚みを感じた瞬間だった。

 

良かったのは、その場に一緒にいた母もその赤いちゃんちゃんこを捨てることに即答で同意してくれたことだ。

やはり、住んでいる住民(母)の意識が変わらないと、実家の片付けのスピードは上がらない。

そしてもう一つ大事なのは、こういった思い出の品は、その本人がきちんと処分すべきであると強く思った。