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自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

麦(だけ)ご飯

-- FIREまで260日  

※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。  

 

実家で麦ご飯が出た。

聞くと、割引されていたので母が押し麦を買ったようだ。

珍しい。

 

麦ごはんは祖母が家事をやっていたころ、つまり私が大学で家を出るまで麦ご飯をよく食べた。

祖母は栄養や健康に興味があり、こういった高栄養価のものをよく食べさせてくれた。

 

押し麦のプチプチ感が好きだった私は、お茶碗の白米の中から麦を一粒ずつ箸でつまんでウサギのように食べていた。

なので、学校に遅れないよう、朝食には麦ご飯を炊いてくれなかったこともあった。

 

押し麦はお米に比べて軽いので、ご飯を炊くと表面に出てくる。

その表面だけをスーッとすくって、なるべく麦が多いご飯にしてもらっていたのだが、どうしても普通のお米が入ってしまう。

祖母には何度も麦100%のご飯を炊いてほしいとお願いしたが、そういう食べ方はしないと、私の希望が叶えられることは無かった。

 

今回、母にその昔の思い出話をしたら、簡単に希望が通り、麦100%で炊いてくれた。

多分、大量に買ってしまった押し麦の消費に困っていたのだろう。

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念願の麦だけご飯のお味はというと、まあ特に感動もなかった。

白米の中から見つける楽しさも無くなりちょっと寂しい。

ただひたすらプチプチしていて、よく噛むことには役立った。

 

祖母にも食べさせたが、「今日のご飯固い。」とお気に召さない様子。

やはり、祖母にとっては、麦はは白米に混ぜて炊くのであって、「そうやって(=麦だけご飯で)食べるものではない」のだろう。