-- FIREまで803日
※水曜は「FIRE後にやりたいこと」をシリーズとして毎週書いている。 これまでの投稿は画面右の「FIRE後にやりたいこと」カテゴリーから。
実家は市街地の一軒家で、前庭と裏庭がある。
祖父が木が好きだったこともあり、たくさん植物がある。
実家に帰省するたび剪定などやらなければならないので、庭は負担に感じているのが本音なのだが、その中で一つ、「バカ薔薇」と呼んでいる前庭の薔薇は私のお気に入りだ。
「バカ薔薇」と名をつけたのは祖母。
季節に関係なく、年中でも咲くことに「バカ」の所以がある。
バカ薔薇は、記憶のある限りずっとそこにあり、年中ピンクの綺麗な花をつけている。
手入れもテキトーなので、背が高伸び放題で一番大きい枝は2m以上もある。
調べてみると、薔薇には初夏や秋に咲く薔薇と、15度以上ならいつでも咲く四季薔薇があるそうだ。
ほお、うちのバカ薔薇は四季薔薇に違いない。
しかし、確実に15度以下になる冬でも咲いているように記憶しているので、やはりバカなのか。
ほぼ放置でここまで生き延びてきたので、生命力が強いのだろうが心配なことがある。
実は、裏庭のミカンの木がコガネムシの幼虫被害(幼虫が根っこを食べる)に遭い、この夏、完全に枯れてしまった。
ミカンは祖母が苗を買ってきて植えたもので、思い入れもあったのに。
コガネムシ被害を調べると、薔薇が大好物だというのだ。
祖母のミカンを完全に枯らされてしまった今、バカ薔薇も食べられてしまうわけにはいかない。
品種もどうやって我が家に来たかも知らないバカ薔薇。
FIREして実家に帰ったら、いつか実家をたたむまで華聯に花をつけてくれるよう、せっせとお世話をしたいと思っている。