-- FIREまで873日
先日、イギリスの住民税を調べる機会があった。
丁度良いのでイギリスの住民税について書いておく。
住んでいる地域(市町村レベル)によって住民税の仕組みは違うので、あくまで私達が日本に来るまで住んでいてFIRE後に戻る市町村の場合だ。
イギリスでは、住所ごとに住民税(Council Tax)がかかる。
住民が増えても金額が変わらず、大家族ほどお得になる。
一方で1人だけの場合だけは、Single occupancy discountと呼ばれる25%の割引がある。
金額は、1991年の家の価値を元にクラス分け(Bandと呼ばれている)されていて、クラスごとに金額が決まっている。
金額はインフレに合わせて変更されるので、年々少しずつ上がっている。
役所のページに久しぶりに行ったが、現在は円換算で年間21万円、1か月当たり17,500円くらいだ(1ポンド=150円)。
通常はそれを10回に分けて引き落とされる。
1回、2回、12回払いも選択できる。
安いか高いかと言ったら、安いと思った。
日本では給与から引かれているのであまり実感はないのだが、毎年職場で届けられる住民税の細長い紙によると、怒りが湧くほど取られている。
私と夫、それぞれにがっつり払っている。
ふるさと納税をフルでやってもこれだけ取られるのか!と。
日本では資産収入でFIREしている人は、住民税非課税になっている方も多い。
イギリスはそんなに甘くない。
生活保護者には免除の措置もあるようだが、私は生活保護をもらうつもりは全くない。
働いていなくても資産や資産運用による収入があれば制度として生活保護の対象にはならない(確か)のと、私は外国人として永住権でイギリスに住むのでだが、永住権保持の外国人は生活保護の申請はできない(確か)はずだ(イギリスから追い出される気が・・・)。
イギリスの住民税、1世帯で年間21万円なら悪くない。
また収入に左右されないので、予算の計算的にも楽になる。