イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

海外のFX会社を探し始めた

-- FIREまで876日

 

イギリスの居住者になる税制上のメリットは記事にした
FX収入バイト収入スプレッドベットの過去記事参照)

一方でデメリットも当然ある。

  

FIRE後の生活費は金融資産運用からと考えている。

現在も裁量に加え、自動売買、もっと具体的に言えばトラリピに代表されるリピート系を使っていて、それを継続するつもりだ。

 

そこでで問題が。

リピート系は日本固有のサービスっぽい

リピート系を提供しているFX会社で、海外居住者が口座を開設・維持できるところがない

トラリピのおかげで、またその特許のせいで日本の会社が切磋琢磨して発展させてきたリピート系は、海外に全然浸透してないのだ。

特許だってほぼ日本でしか取得してないなのだから海外の会社は正々堂々とトラリピを使えばいいのにと思うが、私達だって海外ではどんな取引方法が流行っているのか全然しらない。

(言葉の壁もあってか)トレードについての日本x海外の間で、あまり国際的な交流がないのかもしれない。(実際、イギリスに住んでいたのにスプレッドベットの事も知らなかったし。)

 

非居住者へのサービス終了のお知らせ

更に悪いニュースが最近飛び込んできた。

もともと海外居住者でも口座が開設できるFX会社は、セントラル短資、ヒロセ通商、ヒロセ通商の子会社の3社しかないのだが、セントラル短資が2022年末で海外居住者向けのサービスを中止するというのだ。

理由はマネーロンダリング対策とのことで、期限までに口座解約しなければポジションは強制決済され口座は強制的に閉じられてしまう。(まじか。ちなみにセントラルに口座所有している。)

ヒロセ通商系列は今の所そのような発表はないが、セントラル短資に追随する可能性は否定できないので、裁量トレードをする口座さえ日本の会社で維持できなくなる可能性がある。

 

非居住者のFX所得に関する法的判断

ずっと海外居住者のFXの利益は日本の所得にあたらず、居住国に納税すればいいと考えられてきたが、最近の判決でそうでない方向(つまり日本の源泉所得として考えらる)へルール整備が向かうかもしれない。(判例と解説はこちら。)

となると、せっかくイギリス居住者に税制のメリットがあっても享受できないではないか。

 

まずい。イギリス居住者になる際には海外口座に移すしか道はなさそうだ。

イギリス居住者が口座を開設でき、リピート系自動売買もできる会社を見つける旅が始まった。

 

ちなみにこの旅に出かけたのは少し前で、旅道中にスプレッドベットに出会ったのだ。