-- FIREまで812日
FX受渡しを使ったお得な海外送金の方法。
前半(手順1~2)は昨日の記事からどうぞ。
【手順3】
受渡しした1万ポンドを自分の日本の銀行口座の外貨口座(この場合はポンド口座)へ出金。
セントラル短資では、指定銀行だと無料だが、私のメインバンクは入っていないので1回1,500円の手数料がかかる。
【手順4】
日本の銀行のポンド口座から、イギリスの銀行へ送金。
両替はしていないので、両替手数料はかからない。
送金手数料は4,000円だが、優遇ステータスがあるので無料になる。
【1万通貨の送金コスト】
受渡し:500円
出金:1,500円
送金:0円(ステータス利用)
計 2,000円
WISEの場合は7,500円(150万の0.5%)程度と比較しても、安いのがお判りだと思う。
10万ポンド(1,500万円相当)だと、
受渡し:5,000円
出金:1,500円
送金:0円(ステータス利用)
計 6,500円
WISEの場合は75,000円(1,500万の0.5%)なので、高額な送金ほど有利だ。
逆に、1000通貨(15万円相当)とかだったらWISEの方がいい。
【この方法のメリット】
送金のタイミングではなく、円高のタイミングで有利な両替レートを確保しておけることだ。
後にもっといいレートになれば、ポジを入れ替えればいい。
送金までの期間にポンド円はわずかだがスワップももらえるし、その間は資金を他で運用することもできる。
私は将来の大口送金にそなえてコツコツと円高ロングポジを貯めている。
コロナショック時の1ポンド=127円のポジが一番下で、かなり含み益が出ているが利確しない。
あくまでポンドのまま送金するので、FXの税金もかからない。
今のレートと比べると利益が出ているように見えるのだが、円にしていないので利益は出ていない。
もし含み益にウハウハになり利確してしまい、それからまた1万ポンドに両替すると、利確時の利益にたいして税金がかかる。
セントラル短資は、非居住者でも使える数少ないFX会社だったが、来年末で居住者限定となるので海外移住後はこの方法は使えない。
ただ日本居住者の人には使える方法なので、参考にしてもらえると嬉しい。