イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

【FIRE後にやりたいこと #3】ピアノを(また)弾けるようになりたい

-- FIREまで845日  

 

半年くらい前、友達の家に電子ピアノがあるので久しぶりに楽譜を広げてピアノを弾いてみた。

確か、「エリーゼのために」だったが、明らかにメロディーに馴染みがあり昔弾いたことのある曲を選んだ。

30分超、楽譜と鍵盤と格闘し、やっとこさサマリー版の楽譜は最後まで弾けたが、楽譜を読むのに恥ずかしいくらい苦労した

特に左手のヘ音記号の音符がどの音を指すのか全然覚えてなかった。

右手のト音記号の「ド」から1,2,3,4と数えながら読みすすめていたのだ。

 

こんな散々なピアノ能力なのだが、実は、保育所の年中くらい~中学に入る頃まで近所でピアノを習っていた

母と祖母はピアノ好きだったので、やらされていたのか自分からやりたいと言ったのか覚えていないが、毎週木曜に1時間のレッスンを何年も続けていた

 

小学生の頃は他に遊ぶこともたくさんあったので、木曜に学校から帰ってきてからピアノの時間までちゃちゃっと練習してレッスンに行っていた。

それでも先生は優しくてすぐ「合格」にしてくれた。

母が子供の時に倣っていた先生はもっと厳しかったのか、私の先生にももっと厳しくしてほしいとお願いしたこともある。

 

やはり小学年の高学年からは自分の好きな事(外で遊ぶとかが好きだった)がはっきりしてきて、ピアノ教室が面倒になっていた。

最後の方は、月謝は払っていたのにサボりだして、自然消滅してしまった。

今思うと、先生にはきちんと挨拶すれば良かった。

可愛がってもらったのに。

 

祖母は子供の頃に「オルガン少女」と呼ばれていたくらいオルガンが大好きだった。

祖母が母のために買ったピアノが実家にあるが、祖母は若い頃覚えた曲を今でも楽譜も見ずにスラスラ弾いている。

母も祖母の影響でピアノを習っていて、私が子供の頃は趣味で映画音楽などをよく弾いていた。

先日、母にも何年振りかに弾かせたのだが、楽譜見て普通の速さでショパンか何かを弾けていた。

エリーゼのために」ですらあんなにたどたどしい私とは大違いだ。

 

理系イギリス人夫はずっとピアノを習いたかったそうで、たまに電子ピアノが欲しいという。

ドビュッシーの「月の光 Clair de lune」を弾きたいそうだ。

 

最後に出た発表会ではモーツアルトの曲を弾いたが、あの曲であれば半分くらいは覚えているだろうか。

またすらすら弾けるようになりたい。

 

今はモノを増やしたくないが、FIREしたら2人で実家のピアノで練習してみよう。