イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

イギリスの介護事情

昨日義理母が80歳になった。

義理父も今年80歳になっているので、両方とも80代である。

 

お祝いの写真。

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夜は食事に出かけたので、ランチは軽く家で。

ポテサラ、フムス、エビのオーロラソース和えは私の手作りで、後は出来合いのピザなどを並べただけ。

 

イギリスの家族は80歳でもまあ元気でまだ介護というのは不要だが、その足音が近づいていることは確かである。

 

 日本では100歳の祖母の介護を母とやっているので、介護は日本にいる間は当事者として関わっている身近なトピックである。

 

日本であれば、もし自分の親に介護が必要になったらどこに相談に行き、どんな人たちや施設が関わるのかだいたいの検討はつく。(介護認定、点数、ケアマネさん、デイ、ショート、訪問、介護用品のレンタル)。

 

イギリスの介護事情はほぼ分からない。

義理親ですら良く分からないみたいだ。

唯一分かっているのは、めちゃくちゃ高く、持ち家を売って入所するのが普通、くらいの話である。

 

 介護というと、こっちでは施設への入所みたいに捉えられている。

施設に入るには、役所に行って年収等によってアレンジしてもらうらしいが、日本のように介護業界や制度が発達していないので、どんなオプションがあるか本当に分からない。

 

ドライな言い方だが、実際問題、施設に入所してしまえば介護は家族の手を離れて楽になる。

施設に入所するまでの自宅介護が長く大変で、いろんな制度のサポートが必要なのだ。

 

イギリスではデイサービスの車も見たことないし、義理実家の周りで通っている人の話を聞いたこともないので、少なくともこっちの町にはデイサービスは無いと思う。

 

在宅介護するにしても、義理実家側にはFIREしていることは言っていないので、労働力や経済面で変にあてにされても困るというものだ。

隙間時間にサポートするのは構わないが、自分たちがいないと回らないようになってしまうと、日本にも帰れなくなってしまう。

 

いずれにせよ、私は実子ではないので口は出さない(意見を言わないという意味ではなく、提案も含めて話題に入らない)ようにしたい。