イギリス・日本の2拠点でFIRE

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3000万円超の海外送金で必要な「支払又は支払の受領に関する報告書」

-- FIREまで127日  

※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。  

 

約20万ポンド(2,750万円相当)をイギリスの自分の口座に送金した。


ヤレヤレと思ったのもつかの間、新生銀行から「支払又は支払の受領に関する報告書」を提出してください、という案内が届いた。

郵送での提出の場合、日本銀行国際収支統計担当宛に送る。

え?統計のためにやらせてる?

コロナの全数把握のようである。

 

FXで円高の時に調達したので、円の持ち出しは3,000万に達していないが、送金日のレートだと3,000万超えるので提出が必要になってしまった。

こんな書類、見たことも聞いたこともない。

 

提出期限は送金日から10日以内(オンラインなら20日以内)。

郵送でこの案内が届いた時点で、提出締め切りの2日前である。

郵送に時間がかかる遠方に住んでいるので、絶対間に合わない。

オンラインはオンライン提出のための申請が別途必要という。。

 

今回だけだし、まあ郵送で。

提出しない場合は法的には罰金もありうるらしいが、少々の遅れは見逃してくれるだろう。

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ネットで探しても記入例が見つからなかったので、新生銀行が同封してくれた記入例を載せておく。

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大した内容ではなく、送金依頼をした時点で全て銀行が把握している情報である。

銀行がそのまま日銀に報告してくれればいいのに、と思う。

唯一分からなかったのが、「国際収支項目番号」という初めて聞く3桁の番号。

 

これは自分で日銀のサイトで調べることができる。

個人による送金は「615かと思いきや、紛らわしい例にも出てくるように自分の海外口座への貯蓄目的であり「875」が正解のようである。

 

同封されていた返信用封筒にて新生銀行に送り、新生銀行が日銀に提出してくれるみたいだ。

こんな昭和な手続きやってるんだ。

すごいな、日本。