-- FIREまで721日
マンチェスター空港→ドバイはほぼ満席。
ドバイ→関西空港は予想通りガラガラ。(2割以下?)
日本は新規入国を禁止しているので、日本に来る人は日本人か在留許可を持っている外国人(つまり日本に居住している外国人)がほとんどである。
ちなみに私達の乗った便は、8割が外国人だった。
“スタンプラリー”と揶揄される入国手続きは、本当に書類チェックの連続だった。
出発前に「質問票」と呼ばれる書類をオンライン記入し、そのQRコードをスクショ(または印刷するのだが、そこに記入したことも別のフォームに書かされたり、もしくは質問票で拾っておけばいいことを書かされたりと、改善の余地はあると思った。
マニュアルのいいところはデバイスが不要でスタッフの配置だけで手続きが進むところだが、雇用促進とも思われるくらいのスタッフの数が居て、全く待たされることも無かった。(コロナ検査の結果待ち以外。)
関空の場合、滞在国によって色の違うストラップを首にかけて手続きを行う。
赤、オレンジ、緑があった。
それぞれの意味は分からないが、私達はオレンジだった。
手続きが一通り済むと(飛行機を降りてからここまで約1時間)、空港ゲートのような場所でテストの結果を待つ。
検疫所が確保する宿泊施設での強制隔離(ホテル隔離)が不要な人は、陰性が出ればそのまま空港を出られて、自分の選択した隔離場所で14日間過ごすことが出来る。
ホテル隔離組は、ホテルによってまとまってバス移動する。
待合場所は2か所あり、ストラップの色で分かれていないようだった。
待つこと90分。
番号が呼ばれていく。
その間に、搭乗者の中に陽性者が居たというメールが届く。
濃厚接触者は別途連絡が行くとのこと。
やっぱりいるんだなと感じると同時に、批判されることの多い水際対策だが、政府もベストを尽くしていてそれなりに機能していることを実感する。
途中、私達の後ろに座っていた人が、防御服を着たスタッフに呼ばれて出て行った。
まさかあの人が陽性だったのかな、と心配になるが結末を確認することはできない。
私達はついに最後の5人まで残り、最後に全員に結果が告げられる。
私達は陰性だったのだが、最初はキレイに陰性が出なかったので再検査していたということを告げられた。
待っている間に、スタッフが私達の検査番号について「221、222、プラス」と言っていたのが聞こえたので、プラスということはポジティブ(陽性)だったのかなと疑っていたが、こういうことだったのか。
そして、最後まで残った5人の中の1人が陽性だということなので、早くここから出てください、と言われた。
飛行機を降りてから、だいたい3時間半後だった。
陽性の人に対しても、スタッフは普通にマスクだけで接していたけど大丈夫かな?
ともあれ、その日の関空帰国組の最後として空港を出て、スタッフ総出で隔離ホテルまで移動できた。
総じて、スタッフの皆さんは本当に頑張っていて、コロコロ変わる国の方針で入国者に負担がかからないよう、最善を尽くしているように感じた。
スタッフの皆さんはとても親切で、お客さんのように迎えていただき手続きを進めていただいた。
ほぼノー待ち時間で進み、並んで待つストレスとかは無かった。
改善点としては、デジタル化してできるだけ情報の一元化することや、英語対応も必要だと思った。
番号の呼び出しも日本語だけだったので、日本語が分からない人は不安だったのではないかと思う。
とにかく、遅くまで私達のために頑張ってくださって、ありがとうございました!