-- FIREまで813日
今回は、FX受渡しを使った海外送金を紹介したい。
送金額が1万通貨以上であれば、手数料が安くお手軽だと噂のWISE(旧Transfer Wise)よりもお得になるはずだ。
「受渡し」とは?
【手順】
- 円高時に、FXでロングポジションを持つ
- 送金したいタイミングでそのレート相当の円をFX入金し「受け渡し」する
- 銀行の外貨口座へFX口座から出金
- 外貨口座から、外貨のまま海外送金
【手順1】
受渡しができるFX会社で、ポンド円のロングのポジションを持っておく。
私はセントラル短資を使っているが、インヴァスト証券のトライオートでもできるようだ。
セントラル短資は1万通貨単位となるが、レバが効くので150円の時に1万通貨を買ったとしても必要な証拠金はその25分の1の6万円でOk。
(トライオートは1000通貨単位。でも手順2の手数料が高いので注意。)
大事なのは、円高になったタイミングでロングすること。
もっと下がれば更に買い増し、上がったタイミングで悪いレートのポジを利確することもある。
つまり、超円高の時のポジをキープしよう。
円安になってくると、かなりの含み益が出て利確したくなるが我慢。
利確すると税金の対象になるし、その後で銀行で円→ポンドへ両替する際に銀行の手数料もかかって不利。
【手順2】
送金するタイミングで、受渡し手数料と約定レート相当の円をFX口座に入金する。
手数料はセントラル短資の場合は1万通貨あたり500円。
(インヴァスト証券は、1000通貨あたり1000円で、1万通貨以下は1万円と高い!)
約定レート当たりの円とは、1ポンド=150円のレートのポジならば、150万円となり、それを入金する。(実際は証拠金があるので、証拠金を差し引いた金g買う。)
現在のレートが1ポンド=160円であっても、150万円で1万通貨を入手できるのだ!
もし今のレートの方が円高だったら、過去のポジションを受渡しせず、新たにロングポジションを取ってそのポジションを受け渡せばよい。
長くなったので、手順3以降は次の記事にする。