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ジブラルタル スペインの先っぽのイギリスの飛び地

スペイン滞在記。

Costa del Solのおじさんのアパートから、ジブラルタルへ行ってきた。

ジブラルタルはイギリスである。

 

ジブラルタルは、ヨーロッパとアフリカの間の一番狭い海峡に面していて、地理的に重要だというのは誰が見ても一目瞭然の場所にある。

そこに堂々とイギリスが飛び地で領地と持っているというのは、過去の大英帝国の栄光があったからだろう。

 

スペイン側に駐車して、ジブラルタルと望む。

中高時代の地図帳では分からなかったが、ジブラルタルという場所はほぼ丘である。

The Rockと呼ばれているこの丘が目印で、ブラジル・リオデジャネイロのランドマークである「Pão de Açúcar」に似ているなというのが第一印象。

 

やっぱり現地に来てみないと分からないことが多い。

 

そして、そのイギリスだけにかかる雲w

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一応国境というのが存在していて、入国でスタンプを押してもらった。

欧州を出たというスタンプで、イギリス側の入国ではない。

路線バス 5/10番で終着点まで行くと、丘の頂上に行けるケーブルカー(日本語のロープウェイ)の乗り場そばに着く。

バスの料金は、ポンドでもユーロでも払えるようになっていた。

 

ケーブルカーは、往復で18ポンド。

健脚なら自力で登れると思うが、高齢の両親がいるのでケーブルカーで。

 

頂上駅には、こんな看板が。

右側の「サルに餌をあげないでください」というのは分かるが、左側は何だw

サルなのかもよく分からないw

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そのサルの注意書き通り、ケーブルカーを降りたときからサルが居て、食べ物を狙ってくる。

日本人ならサルが器用に観光客の食べ物を取って行く光景をTVとかで見たことがあるだろう。

欧州人は結構無防備で、サルに狙われ放題だった。

 

景色もいいが、とにかくサル、サル、サル。

ボスザルの争いか、ギャーギャーとものすごい声を出しながらThe Rockの頂上一帯を占拠している。

小学校の国語の教科書で、ニホンザルの群れの話があったが(ボスザルを明け渡したおじいザルは静かに群れを去っていくみたいな)、実際は、めちゃくちゃ野生でうるさい。

 

こんな微笑ましい光景も見れるものの、カメラを向けてニッコリ微笑んでいる瞬間、他のサルに鞄を狙われているのである。

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そんなThe Rockを堪能し、またケーブルカーで下山。

ハイストリートを歩くと、Marks & Spensersなど、イギリスのお店にいくつも出くわす。

赤い郵便ポストも普通にある。

 

ジブラルタルの知識がほぼ無い状態で観光したが、しっかり調べたらかなり面白い、またアコギな英国の歴史があるに違いない。