イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

FIRE後の収支にこだわりすぎていないか?

-- FIREまで268日  

※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。  

 

先日、カツカツの貧乏リタイアしている人への鋭い考察が述べられているセミリタイヤブログを読んだ。

生活保護以下の貧乏生活、バイト等に精を出す、など、セミリタイアの本来あるべき姿から外れている原因はつまり、収支にこだわり過ぎている、と書かれていた。

 

セミリタイアのための資本を貯めるためにかなり努力したので、資本が減ることを何としてでも回避しようとし、毎月を赤字で終わらせないことに躍起になっていると。

最近のFIRE、セミリタイアの標準的な資本額だと配当(収入)だけではとても生活できないから、自然と支出を減らす方向になると。

こちらのブログ記事

hitorisengyou.seesaa.net

 

自分にとても当てはまる話だと思って、グサリ。

 

このブロガーの方は、キャピタルゲインで資産運用を行っているから、含み益も利確済み利益も差別せずに使うことを提案されている。

 

それぞれのスタイルがあるので、誰が正しいとかではないが、私も資本が減るのがとてつもなく怖い

資産は減らさず、サラリーマン時代と同じように、FX等の資産運用の利益だけで生活したいと思っている。

 

これが悪いとは思わないが、赤字にならないことに固執して本来あるべき「こういう生活をしたい」という目的をないがしろにしないように気を付けないといけない。

 

また、米国ETFの配当に興味を持っているのも、やはりインカムゲインを狙っているからだ。

歴史からは、キャピタルゲインの方がリターンが高いにも関わらず、インカムゲインを欲するのは、このような心理的な理由からだと、ドキッ。

 

投資とは合理的判断によるものではなく、心理的な恐怖によって大きく左右されると改めて考えさせられた記事であった。

そして何より、毎月の収支が黒になることが目的にならないよう、アラートをもらった記事だった。