-- FIREまで730日
クリスマスには、義理両親や親戚などからたくさんクリスマスプレゼントをもらった。
本当に本当に気持ちだけでいい。
もらった時は礼儀として「とても気に入った、ありがとう。」とコメントするのだが、ほとんどのものが私の生活には不要不急のものである。
10~20ポンドの価格帯からして、女性の私の場合、スカーフ(マフラー)やハンドクリーム、料理本などをもらうことが多い。
防寒のスカーフも何枚も要らないし、ハンドクリームも肌に合うものを使いたい。
料理本もネットで代替できてしまう。
更にこれらを日本まで持ち帰らないといけないという物理的な負担までついてくる。
人から頂いたものは処分しにくいが、心を鬼にして処分するようにしている。
有難い事に、イギリスにはチャリティーショップというお店があちこちにある。
人々が寄付してきたモノを売り、売上をがん研究や動物保護、障がい者サポートに当てるのである。
ここに持ち込めば、もらったものを処分する精神的な苦痛は和らぐため、モノの処分に利用している。
今回もチャリティーショップに寄付して、心もスーツケースも身軽にして帰国しようと思う。
ただ、いくら寄附だと言っても、夫は自分の家族・親戚が贈ったプレゼントを処分するところを見たくないと思うので、こっそりとやらなければならない。
このプレゼントを贈り合う習慣も良し悪し。
上げる側ももらう側も負担になっているのは周知の通り。
年金暮らしの義理親や親戚には、お金があればそれはご自身のために使ってください、と心から思う。
どうしてもと言うなら、クリスマスカードだけ頂きたい。
私がモノを欲しがらないことを分かってくれて好都合だからと何も贈ってこない親戚もいるが、「そうは言っても」と言って贈ってくる人がほとんどだ。
本当に何もいらない、というのをどうやって無礼にならずに分かってもらえるか、頭が痛い問題である。