イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

飛行機はエアラインのウェブから直接予約するに限る

-- FIREまで815日  

 

節約マインドがある人は、飛行機を予約する際にはまず色んなルートを比較し、ルートに目処がついたら次は予約窓口も比較することだろう。

予約窓口とは、どの代理店を使うかとか、ポイントサイト経由で予約するとかそんなことだ。

どのような方法で予約したとしても乗る飛行機は同じなのだから、一番お得な方法で予約するに限る。

 

この考え方は間違っていないが、コロナで大きく世界が変わる中、飛行機の予約に関しては私は「お得な予約方法」を見直した

 

イギリス行きを2人分、コロナが始まる前に予約していたのだが、そのフライトはコロナ中の日付だったためキャンセルになった。

予約時にはエアラインで直接予約することもできたのだが、数千円とか安かったのだろう、Expediaのようなオンライン代理店経由で予約していた。

 

これまでもオンライン代理店は数えきれないほど使ってきていて問題になったことは無かったが、今回、エアラインからの直接予約との扱いの差を痛感した。

 

フライトのキャンセルにより全額返金するとエアラインのサイトには書いてあったが、代理店経由で予約した人は代理店を通して返金を受けないといけない。

世界中のフライトがキャンセルになった訳なので、代理店も大変だったとは思うが、返金までこぎつけるのにめちゃくちゃ手間と時間と心労がかかった

電話もつながらない、メールの返事もない、ネットの口コミサイトはそんな書き込みばかりだった。

結果的には半年以上かけて100%返金を受けたが、私はまだラッキーな方だったかもしれない。

 

この痛い経験から、数千円節約するよりも、エアラインの予約管理からちゃちゃっと手続きできるようにエアラインから直接予約しておいた方がいいという結論を出した。

 

そしてもう1点大事なこと。

このコロナ禍で、エアラインは大変な経営状態だろう。

飛行機はインフラだし、破綻されたら困るのはこちらだ。

だから、直接予約してあげて、私の支払いから発生する儲けができるだけエアラインに残るようにしてあげたい。

 

これはホテルにも言えることで、ホテルのサイトでの直接予約は最低レート保証があったりする。

これはつまり、代理店経由だと余分にコストがかかってしまっていることの裏返しなのだ。

 

消費者にとって安く買えることは勿論良いのだが、購入するサービスの提供者(エアラインやホテル)がその犠牲を払って成り立つような仕組みは良くない

 

エアラインからの直接予約だと正規料金になってしまう時代でもないので、これからはエアラインのウェブサイトから直接購入するのが、リスク管理サステイナブルな社会の視点からお勧めだ。

(先日予約したエミレーツ便では直接予約と代理店予約では値段が同等だったので、金銭的なデメリットもほとんどないことを付け加えておく。)