-- FIREまで879日
イギリスの”Hidden Gem (隠れたお宝)”?!
スプレッドベットの前回記事はこちら。
スプレッドベットは賭けだから、Capital gainにはならんよ→Capital gains taxはかからんよ、という論理までは分かった。
「そうはいっても、FXとはかなり違うんじゃ?バイナリーオプションなのでは?」と思い、スプレッドベットの取引がどんな感じかを調べた。
ちなみに、バイナリーオプションは、〇分後に上がっているか下がっているかを予想するのだが、私には全く合わなかった。
上がった時に決済したいのに、なんで決済時間を決めないといけないのだ!
スプレッドベットについて一番分かりやすい説明がこちらの動画。(英語)
動画を見て感じをつかめたところで、所謂FXとの違いについて私の理解ではこうだ。
FX:米ドル円を100円の時に1万通貨買って101円の時に売ると+100pips.
1pip=100円なので、差益+10,000円
スプレッドベット:米ドル円を100円の時に10ポンドの賭けで買って101円の時に売ると+100pips.
1pip=10ポンドなので、差益+1,000ポンド
少しややこしいが、
- 通常のFXでは取引枚数(ロット数)が変数になるのに対し、スプレッドベットでは掛け金が変数になる。
- 通常のFXでは利益を取引通貨によって計算するが、スプレッドベットでは掛け金通貨で計算する。
2番目は、ドルストの通貨ペアで考えると分かりやすい。
ユーロドルで+100pipsの場合、利益は1万円にはならず、その時のドル円のレートで計算される。1ドル=110円のレートだったら利益は1万円ではなく1.1万円だ。
一方でスプレッドベットでは、掛け金は常にポンドだ。ドル円、クロス円、ドルスト全部がpips x 掛け金(ポンド)で決まる。
これまでやってきたFXとほぼ同じではないか。
取引ロット数をリスクに応じて変えるのと同様、掛け金で調整できるし全く問題ない。
ボラの高いポンド円は10ポンドで、安定しているドル円は20ポンドで賭けよう、みたいに。
イギリス居住になりスプレッドベット口座を開けば、FXが無税になる。
ちなみにスプレッドベット取引は取引方法の種類で(ネットか店頭かみたいな)、扱う商品は多彩。
FXだけではなく、株、インデックス、コモディティ等のレバレッジ型商品も対象になる。
実際にでも取引を始めたらぜひ続報をお伝えする。
知識のあるなしでこんなに税金が変わるとは。
「知らぬは仏」では無かった。