イギリス・日本の2拠点でFIRE

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国際線はエアラインに直接予約すべき(コロナ、ウクライナで実感)

-- FIREまで298日  

※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。  

 

こちらの過去記事にも書いたが、国際線のエアラインに直接予約にすべきと改めて感じたので、実体験として記事にしておく。

 

70代の母が急遽、1人でベルギーへ渡航した。

Skyscannerで検索して上位に出てくる代理店などで予約する気は端から頭になく、フィンエアー便をフィンエアーサイトで予約するか、コードシェアしているJALサイトで予約するかの選択だった。

JALの方が国内線の選択肢が多かったため、JAL便(フィンエアー運航)としてJALサイトで予約し出発。

 

コロナ対策で、やれワクチン接種だの、やれPCR検査だのてんやわんやの出発だった。

帰国時には、PCRなど日本の水際対策手続きだけ心配していれば良いと思っていた。

 

ところが。

ウクライナ戦争が始まってしまい、まずフィンエアーがロシア上空を飛行できなくなり予約していた帰国便(フィンエアー運航のJAL便)が欠航になってしまった。

出発から5日ほど前に決定されたので、イギリスのJAL窓口から電話があり、ルートは変わるが振替便(JAL運航のJAL便)を案内していただいた。

 

JAL自社便のルートでは乗り換えが1つ増えるため帰宅が遅くなるな、でもしょうがないな、くらいに思っていたところ、次はJALもロシア上空を飛ばなくなって、振替便も欠航になった。

 

振替便の欠航が決まったのが出発の前日。

JALからの連絡を待てなかったので、日本のJALに電話し、更に振り替えてもらった。

しばらく欧州線は飛ばないということで、当初の予定より3日遅れの便にしか振替られなかった。

 

そこから更に遅れる可能性もあったため、エミレーツ便を別途予約し、母はエミレーツで帰国した。(再振替便はキャンセルし、復路便は返金を受けることになっている。)

 

この一連の振替手続きを、出発間近、かつ状況がコロコロ変わる中で代理店経由でやるのは不可能だったと言い切れる。

代理店予約のフライトは、JAL便であってもJALは窓口になってくれない。

代理店は電話番号はあっても繋がらないとか、電話番号がないとか、緊急時には本当に悲惨な状況になる。

 

2020年4月のイギリス行きを代理店経由で予約して、身をもって代理店予約のリスクを味わったので、今後はエアラインの直接予約にすると決めていたのだが、今回も正解だった。

 

エアラインのウェブサイトであっても、最近は代理店の値段とほとんど変わらないし、エアラインが置かれている経営状況、また緊急時に受けれるサービスを考えると、エアラインで直接予約の一択だと断言する。

 

コロナもウクライナ情勢もJALやエアラインのコントロール外の事にも関わらず、インフラとして精一杯の対応をしてくださっていて感謝している。