イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

HotForex イギリス居住者は口座開設できるか?

-- FIREまで862日  

 

ここまで立て続けにXMiFOREXと期待の高かった会社に口座開設できないと判明して焦っている。

日本人に人気の会社のリストを広げて、ついにここまで来たか、と焦る。

HotForexだ。

会社の事は何も知らないが、ギャンブル臭がプンプンする名前というだけで敬遠していた。

 

ウェブサイトに行くと、下の方にサッカー選手のメッシがいる。

見間違い?

つい先週、バルサ去りたくない会見をしていた彼だ。

良く見ると、パリ・サンジェルマンのロゴがある。

彼の顔は笑ってないが、確かにパリ・サンジェルマンのシャツを着ている。

なんと、HotForexはパリ・サンジェルマンのスポンサーだったのだ。

 

私はサッカーは全然興味はないが、メッシくらいは知っている。

メッシ選手の広告につられて、HotForexは名前怪しすぎるがちゃんとした会社に違いない、と勝手に評価を変えてしまった。

 

いや、大切なのは広告塔ではなくてライセンスだ。

  • HF Markets (SV) Ltd は、登録番号: 22747 IBC 2015にてセントビンセントおよびグレナーディン諸島にて国際事業会社として登録されております。
  • HF Markets (UK) Ltdは、登録番号:801701のもと英国金融行動監視機構(FCAより規制認可されています。

HotForex Regulations & Licenses | Forex Broker

 

イギリスのFCAライセンスは世界最難関。

でも、URLのSVという文字から、日本の顧客はHF Markets (SV) Ltd.の管轄になるのだろう。

セントビンセントおよびグレナーディン諸島は、調べるとカリブ海の人口わずか11万人の小国。

イギリスのFCAライセンスとは雲泥の差な気がする。

他にもたくさんのグループ会社があるようで、それぞれにドバイやセイシェルでもライセンスを取っている。

 

イギリスFCAを取るくらいの会社だし、メッシ所属のサッカーチームのスポンサーになるくらいだから(←単純)、グループとしてはしっかりしてそうだ、と判断した。

 

ともあれ、居住者については確証がないためチャットで問い合わせてみた。

 

(シャーロックホームズ=私)

口座開設を検討しております。現在は日本に住んでおりますが、イギリスに居住を移す予定があります。イギリス居住者はHotForexを利用できるのかどうか、また利用可能な場合はイギリス居住になる際に、日本で持ったポジションをクローズする必要などありますでしょうか?(住所変更の届だけでOkでしょうか?)

イギリスに居住を移される予定があるとのことですが、イギリスでは短期(6ヶ月以内)の滞在でなく、長期(6ヶ月以上)の滞在という理解であっておりますでしょうか。

はい、長期です。

居住を移す予定されているのがいつ頃かお伺いできますでしょうか。

多分860日以内にする予定ですけど、と言うこともできるが・・。

1年以上先の予定です(1-2年後?)。お返事はメールでも結構です。

関連部署と確認中です。回答が参りしだい、メールにてご連絡を差し上げます。

 

翌朝、メールで返信が来ていた。

日本在住のお客様はHF Markets (SV) Ltd(セントビンセントおよびグレナディン諸島)のライセンス下にて、イギリス在住のお客様はHF Markets (UK) Ltd(英国金融行動監視機構)ライセンス下にて弊社のサービスを提供しております。日本からイギリスへ居住を移される場合、日本で開設されたMyHF口座は閉じられ、改めてイギリスにて新規myHF口座を開設していただくことになります。もし取引がある場合は、口座を閉鎖する際に全て閉じていただくこととなります。

なんと!

Traders Trustでは、居住がイギリスに移っても日本で開設した口座およびその管轄のまま継続されるのだが(詳しくはこちらの過去記事)、HotForexは口座を一度閉じなければならない。

同じく口座解約が必要となる日本の証券会社とデメリットが同じだ。

 

うーん、メッシに期待していただけに残念であるが、私の目的(移住時期を口座解約無しに乗り切る)には適さない。

残念だが、HotForexも候補から外れた。

 

メッシ選手、サンジェルマンで活躍され、HotForexという名前の怪しい響きを吹き飛ばすのに一役買って頂きたい。

 

なお、カスタマーサービスの方はとても親切、丁寧で、日本人スタッフが対応してくださっている日本語だったので、不安な方は安心していただきたい。