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【FIRE後にやりたいこと #15】柿の木の観察

 -- FIREまで762日  

※水曜は「FIRE後にやりたいこと」をシリーズとして毎週書いている。

これまでの投稿は画面右の「FIRE後にやりたいこと」カテゴリーから。

 

実家の庭には、大きな柿の木がある。

祖母によると100年は経っているそうだ。

 

次郎柿という品種(多分)。

 

この柿の木は、ここ数十年は隔年でどっさり実を付ける。

200~400個くらい実を付けるのだろうか。

正直、実がなる年はがっくりくる。

その次の年は、2個とか。

キレイに隔年である。

 

年末年始の帰省時に剪定をする。

祖父が生きていた時には、祖父の指示で切っていた。

具体的なルールはなく、祖父の感覚で「ひょいっと出ている所を切る」というような指示で、祖父はその枝を見ると判断できるのだろうが、私にはさっぱり分からなかった。

 

祖父は他界しているので、最近は散歩しながらよその家の柿の木の枝の選定具合を観察する。

子供の時分は、実家の近所はおじいちゃんおばあちゃんの世代の家は、どの家も柿の木があったのに、世代交代したのだろう、全く無くなっていた。

同じ町内だとうちだけかもという状態である。

 

全然参考にできないので、適当に切るしかない。

柿も他の木も、剪定しないと夏と翌年とすごいことになるためチョンチョンに切っている。(短く切っているという意味。)

 

剪定はさすがにするが、摘蕾や摘果は一切しない。

それらをすると隔年での実付けが毎年になるかは不明だが、少なくとも1つずつの実のサイズは大きくなるのだろう。

 

FIREしたら実験を兼ねて、この柿の木の特徴を観察したい。

どうしたら毎年ちょうどいい量だけ実をつけてくれるのか、気になる。

 

今年は“なり年”で、実家からこの柿が届いた。

もらいものであろう、贈答用の富有柿も一緒に送ってくれた。

富有柿はとても甘くて大振りで立派。

うちの柿は小ぶりで甘みも少ないが、そのかすかな甘みの中に実家の佇まいや色々な思い出が詰まっていた。