イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

FIREが妄想から計画に昇華した出来事3つ

-- FIREまで885日

 

FIREの始まりは、この記事から4回シリーズで振り返ってみた。

ざっくり10年くらい前の遠い昔の思い出だ。

 

copacabana.hatenablog.com

  

 

FIREという言葉自体はいつどこで知ったか定かでないが、FIREを明確に意識し、また実行しようと決めたのはごく最近で、3つばかりトリガーがあった。

  

  •  貧乏節約FIRE生活との出会い

FIREというのは月に40万程度を確保しながらリタイアするのだとてっきり思い込んでいたが、資産運用による収入と生活費がそれぞれ10万~20万の人たち(独身とは限らない)にブログで出会った。

これは結構衝撃だった。

 

  •  コロナによるイギリス家族との分断

私たちは今日本に住んでいる。

コロナ前は、理系イギリス人夫は年に2回ほどイギリスに帰っていた。

こよなく母国を愛している彼にとって、2019年のクリスマスから帰国できていない状況は精神的にかなり辛い。

帰れないことについてあまり何も言わないので我慢しているに違いないが、それがこちらにも余計に辛く写る。

次に帰国する際には、親が歳を取った姿に愕然とし罪悪感を感じるのではないか。

採ってきた生き物を森や川に帰すのと同じで、理系イギリス人夫を本来生きるべき場所、イギリスに帰してあげたくなった。

しかし、イギリスに戻るというのは、私の生活、友達や家族、キャリアを犠牲にすることも意味する。

今度は私が辛くなるので、やはり自由になるしかない。

 

  •  いつの間にか資産ができていた

昔から節約体質であり、二馬力で働いてきて、更にFXをやっていたのでかなりお金が貯まっていることは分かっていた。

全財産を計算したことなどなかったのだが、複数ある銀行とFX口座の残高をふと計算してみたところ、(私基準だが)すごく貯まっていた。

パリス・ヒルトンのような生活は無理だが、「質素に生活する分にはFIRE余裕じゃね?」とサクッと思えた。

 

以上がここ1年くらいの出来事だ。

こんな3つの出来事からFIREを具体的に考えるようになり、思い切ってブログも始めることにした。

ブログ開設からまだ1週間だが、ブログによりFIREに向けて歩みを始めたことを実感する。

  

自分の財産状況くらい知っとけよ、という話だが、節約体質の人は金欠とは縁遠いので、案外、自分の全財産は知らないことが多いのではないか。

もしこの記事を読んでいるあなたが節約好きであれば、一度、自分の財産をキチンと調べてみる事をお勧めする。

実は「FIRE余裕じゃね?」シチュエーションかもしれない。