最終出勤日から2年たったので、その心境を書いてみる。
本当は先週の金曜(12月第一金曜)が最終出勤で、知ってはいたのだがブログを書く気力がなく遅れてしまった。
1年後の心境はこちら。
まず、FIREしたことへの後悔は全くない。
1ミリもない。
家事や実家の庭のお世話など必要な労働は嫌ではないが、週5で会社員をやるなんてことはもう一生考えられない。
これは1年目と同じ心境であり、その思いは1年目から特に強くも弱くもなっていない。
現在、偶然にも前に住んでいた土地に遊びに来ており、職場もすぐそば。
なので、部署は違うが同じ職場に勤めていた友達にも会って近況を聞いたりする機会があるが、そのたびに辞めて良かったと思うのである。
やっぱりサラリーマンってストレスフルだから。
同じ部署で一番仲の良かった元同僚もその職場を辞めたことにより、その人経由での生々しい部署の情報も入らなくなったこともあるが、職場での嫌な思い出を思い出すこともなくなった。
好きにやってくれー!とむしろ心が広くなった。
お金の心配も思ったよりしていない。
もともとしっかり計算、計画してFIREしたわけではないので、特に資産管理も収支計算もしていない。(←良くはない。)
近年のインフレなど、自分のコントロール外のことが多くあるので、あまり綿密に計画を練ってもその通りに行かない世の中だからね、と言い訳。
イギリスでは持ち家、日本では実家があるので、住む場所に困らない(家賃の心配をしなくていい)というのも大きいと思うし、FXで前職の給料くらい利益が出ているので、散財しなければ十分生活できているからというのもある。
FIREは飽きるかというと、それは無い。
でも達成感がある日常ではないことに、たまに何か大きな目標たててやろうかな(資格取得とか)、と血迷った考えを思い浮かべることもある。
それと子供がいない私たち国際結婚夫婦の場合、2人でいる時間がとても長い。
というかほぼ100%。
昔イギリスで働いていた時は、私だけ日本に帰ったこともあるし、2人で日本に移住して仕事していた時も、一応同じ職場とはいえ部署は違うので日中は別。
ところがFIREすると、ほぼ同じ空間にいる。
イギリスに居れば夫だけ自分の友達と飲みに行くこともあるが、日本だと夫だけを実家に置いておくのもかわいそうなので、英語が喋れる友達と会うときには連れて行く。
仕事がない分自由であることに間違いはないが、完全に自分ひとりの裁量では生活できない、自分ひとりになる時間がないことに対しては、やや不満があるというのが本音である。
FIRE組に関わらず、国際結婚で一方の母国で生活するときにあるあるの問題であるが、FIREした子無し夫婦だとそれがより顕著に出てきたな、と感じる2年目であった。
解決策として現在4か月ごとの日本⇔イギリス滞在を、2回に1回は夫だけイギリスに行ってもらい、私は日本で過ごすというのをひそかに企んでいるw
そうすれば、日本語しか喋れない友達とも夫に気兼ねなくたくさん会えるし、離島で民宿をやっている友達のところへお手伝い(お金目的ではないリゾバ)に行こうかなと、夜な夜な妄想している。
意外な変化を一つ。
私のFIRE達成については仕事関係の人には誰にも言っていない。
一応リモートで新しい仕事をしている、ととっても仲の良い友達にも胡麻化して過ごしてきた。
最初は不思議がっていたが、だんだんと自由に日英を行き来してたり遊び歩く私たちのスケジュールに友達の方が慣れてきた。
私たちの自由さに触発されてか、友達が仕事を辞めても再就職をどんどん先延ばしにしている。
私たちの生活を知っている近しい人への影響は意外に大きかったw
2年目の活動ハイライト
日本では
・実家の物の整理処分(変わらず)
・自転車旅行(紀伊半島を中心に1000キロ)
イギリスでは
・貸していた自宅が空いたので、義理実家を出て自宅に戻る
・自宅のDIY
その他
・ブラジル2か月
・債権や高配当投信、ETFに投資を始める(現金比率が高すぎたため)
こんな感じか。