イギリスの滞在許可がオンラインに移行(要手続き)
実はIT化が進んでいるイギリス。
ビザや滞在許可もオンラインになったそうだ。
確かに、滞在許可証であるBRP(Biometric Residence Permit)というクレカサイズのカードにも、Expiry dateが2024年12月31日となっていた。
永住者なのでExpiry dateは無いはずなのに、これはどんな長い滞在許可を得ている人も一律に、2024年でeVisaに移行する(つまり、物理的なカードの有効期限)ということである。
イギリスの政府からは、eVisaへの切り替えの指示等、オフィシャルな連絡は一切来ていない。
何かネットを見ていたらそういう情報にたどりついたので、自分もやらなきゃと気づいたのである。
気づいた時はもう2025年1月。おっと、2024年末までにやらなかったから、まずいことになるかなと思ったが、全く問題無しだった。
実際何をするかというと、別に新たにビザや滞在許可を申請するのではない。
システム上eVisaには切り替わっているのだから、物理的なカードを見せずにオンラインでステータスを見れるように手続きするだけであり、簡単だった。
具体的には、①UKVIオンラインアカウントを作り、②自分のビザや滞在許可情報をそのオンラインアカウントに登録(紐づけ)するだけである。
公式情報はこちら。
設問の一つにYour Locationという項目がある。
Are you in the UK now?
と聞かれて、YesかNoで答える。
これを登録した時には日本にいたので、Noと答えた。
イギリスに戻ったらこれをYesに変えるのかと思っていたが、いったん登録すると、そこを修正する方法がない。
永住許可は2年間イギリスを離れると失効してしまうのでやや不安ではあるが、変更する箇所がないのではどうしようもない。
とりあえず、登録時にイギリス外にいたことは真実なので様子見とする。
もし何か新しいことが分かったら追記することに。
ちなみに、写真も携帯でその場で撮って登録する。
うっかりAIによる本人確認のためだけだと思っていたら、この写真がBRPの写真に変わってオフィシャルな写真になるみたい。
私は寝ぐせ+部屋着で撮った写真になってしまったw
もし就労や賃貸の時に雇用主や大家さんにイミグレのステータスを見せる場合(eVisaからコードを発行して、そのコードで大家さんらオンラインで私の情報を政府公式HPから見れる)、この写真が見られてしまうww
見た目が変わったなどの理由で写真の撮り直しはできるので、どうしても自撮り写真が気に入らない場合は新しい写真を登録しても良いと思う。
あと、上記eVisaの登録方法の手順マニュアルのリンクを貼っておく。
難民向けに作ったと思われるスコットランド難民カウンシルによる手順書で、すごく丁寧。。
https://scottishrefugeecouncil.org.uk/wp-content/uploads/2024/11/eVisa-DIY-guide.pdf