イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

市場のパニック売り中にナンピン

株価がものすごい勢いで下げている。

日経の下げ幅(値幅)で行けば過去最高らしい。

下げ率で行っても、過去2番目らしい。

円もものすごい勢いで円高になっている。

 

市場参加者からの恐怖が聞こえるようだ。

私はというと、FXでナンピンしてポジを仕込んでいる。

というと、完全に計画して仕込んでいるようだが、1年近く前に注文しすっかり忘れていたクロス円ロングの指値が引っかかっていた、というのが本当のところだ。

 

こんな美しいナイアガラの時ほどショートすればよいのだが、日本人FXトレーダーにあるあるで、ロングばかりしている。

その多くのポジはマイナスだが、そんなに焦っていない。

 

20を超えるとボラがかなり高いと言われる恐怖指数(VIX)を調べると、今日は41にもなっていた。

過去最高のVIX指数は、2008年のリーマンショックの時で80を超えていた。

その次が、コロナショック。

今回が過去3番目に高いピーク。

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FXを初めて2年目、2008年10月のリーマンショック時の下げの時に、最初で最後のロスカットにあっている。

この日、ポンド円が1日で10円も下げた。(ちなみに今日のポンドは7円下げた。)

その下げを、見ていても何の足しにもならないのに夜中起きて見守って「上がれ」と応援していた。

そしてあっけなくロスカットにあった。(ロスカットにあってから、次の日仕事だから寝たw)

 

ロスカット時のメール。

今では懐かしく思い出されるが、当時はさすがに辛かった。

メールにあるロスカットの金額的には大したことないが、その前までにものすごい金額を損切りしている。

 

落ち込んだがその後もFXを続けて、トータルでは失った金額の何倍ものプラスになっている。

 

当時と今回と違うのは、リーマンショックはリーマンブラザーズが経営破綻し、アメリカではホームレスの人が出てきたり、日本では派遣切りがあったりしていて実体経済がめちゃくちゃ混乱し不況のど真ん中だったのに対し、今回は金融政策や経済指標、一部企業の決算発表がきっかけになったパニック売りなだけで、雇用統計にしても予想より悪かったり伸び率が鈍化したりはしているが、まだ新規雇用が生まれている状態で、不況とは決して言い難い

 

なので、実体経済を反映した売りというよりも、今までがとにかくアゲアゲだった「バブル」の終焉、というのが本当のところではないかと思う。

 

バブルで実態より上がりすぎた株価や下げすぎた円が適正レンジに戻ってこれば、円も株価も落ち着くのではないかと思う。

円ショートが7月上旬に過去最高の18万枚積みあがっていたことからも、それがいずれ反転することは分かっていた。

 

なので仕込み時だと思いナンピンしている。