イギリス人のクリスマスの準備に注ぐ熱量はすごい。
家中を飾り付け、プレゼントやラッピングにありえない金額をかけて準備する。
そんなクリスマスも終わり、ツリーやデコレーションを先日撤去した。
いつも義理実家には、既にデコレーションされた状態でやって来て、クリスマスが終わったら数日で帰っていたので、撤去時に居るのは初めてである。
私と旦那も揃ってお手伝い。
家中にある冬系の飾りを外す。
そしてそれをプラスチックのボックスに入れ、屋根裏(ロフト)に保管する。
屋根裏には梯子で登り、板が敷いていないロフトの床を気を付けて歩かないといけない。
ツリーの箱は大きいしそこそこ重量もあるので、高齢には危険である。
本当によくやっているな、と思う。
スペアのツリーもあるようで、欲しかったらあげるよ?と言われたが丁重にお断り。
私はクリスマスが無くても全く問題なく生きていけるし、その気分を味わいたかったら、デコレーションしてある家に遊びに行けば良い。
そこまでするか?と私には無駄に思えることでも、誰かの人生を豊かにするなら結構なこと。
その文化は引き継がないが、義理両親のいる限り、お手伝いはするつもり。
↓ ツリーの飾りつけを外す義理母。
プレゼントのラッピングに付いている雪の結晶や丸い飾りで捨てるのが勿体ないようなちょっと立派な飾りは、いつも帰り際にこのツリーにこそっとかけていた。