イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

ゆっくり仕事ができるのは久しぶり

2022年末で日本の職場は退職したが、後任が来るまでは業務委託契約でリモートで自分がやっていた仕事をイギリスでやっている。

自分の仕事なので誰かに教えてもらったりすることはなく、場所が日本のオフィスからイギリスの義理実家に場所が変わっただけで、ロックダウン中の自宅勤務と同じように同じパソコンで同じフローでやっている。

 

しかし、被雇用者(Employee)ではなく業務委託(Contractor)になったことで、やらなくても良くなったことや、アクセス権の関係でやれなくなったことも多くあり、業務量は大きく減った。

 

特に変わったのは、人のマネージメントだ。

在職中は中間管理職で、現場の管理をしていた。

それはモノやコトの他、人の管理も含まれていた。

チーム一人ひとりの業務量やタスクの管理など、Playing managerとして結構大変だった。

それが業務委託になったことで、人の管理からは解放された。

 

また、財務関係の社内システムへのアクセス権がなくなったことで、お金の管理もしなくてよくなった。

 

では何をしているかというと、それ以外のこと諸々であるが、余り人と関わらなくても出来る事務作業や専門業務をやっている。

 

在職中はとにかく忙しくトイレも我慢して仕事をやっていたこともあった。

メーカー出身ということもあり、常に自分に効率を追い求め、締め切りに間に合うよう、いかに短時間で作業を終わらせられるか、自分の効率化との戦いだったように思う。

 

ところが業務委託になった途端、ゆっくり仕事ができている。

予算の関係で時間の上限は決められているが、とてもその上限に達するような業務量ではないので、一つ一つの仕事を丁寧にやれている。

丁寧にやると、在職中に自分がやった作業のミスも見つかり、細かいところまで修正しながら、ダブルチェック、トリプルチェックができている。

 

この数年は明らかに業務量が多すぎたので、ゆっくり作業ができるのは本当に久しぶり。

お金をより多くもらうためにわざとゆっくり仕事をするようなことはしないが、慌てず丁寧に仕事ができるのは精神的にも落ち着く。

仕事は本来こうあるべきかもしれない。