イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

Ticket to the Golden Cage(黄金の檻への切符)

-- FIREまで138日  

※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。

 

現在の職場は非常に恵まれた環境で、仕事のやりがいは置いておいて、本当の意味でのプレッシャーや責任がなく、目標設定はされるが達成しなくても怒られないし、失職のリスクもない。

 

抜け出したくても金銭的に安泰で抜け出せない職場を、私の周りのイギリス人は「Golden Cage 黄金の檻」と呼んでいる。

似たような言葉で、一般的に使われているのは「Gilded Cage 黄金の鳥かご」

 

黄金の素晴らしい入れ物だが、所詮は檻や鳥かご。

自由を奪われ、閉じ込められたまま。

「はあ、やだねー」と職場の愚痴とともにぼやく。

 

そんなGolden Cageへの”切符”が届いた。

定年退職までの雇用契約である。

 

現在のポジションは実際には正社員で昇給とかも普通にあるが、契約上は更新ありきの契約社員である。

それが所謂「5年ルール」で11月に無期転換になるため、次の契約書では自分の65歳の誕生日が契約終了日になっていたのだ。

 

おおっ!

全然テンション上がらない。

自分が65歳になるイメージなんて、この40年持ったこともない。

 

上述の通り、今の職場は素晴らしいが、あそこにあと20数年通うことはとても考えられない。

別に途中で退職すればいいのだが、今後20年の人生が会社に決められたようでぞっとした。

 

人によってはこんな「Golden Cage」への切符を入手できて安泰安泰と喜ぶところだが、私はGolden Cageへは入らず、野獣が闊歩する野生で自分の力で生きていく!