イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

職場の目標設定と自己評価

-- FIREまで315日  

※2022年2月2日から、上記日付を1年前倒した。  

 

年度末になり、査定のための自己評価をやれというメールが来た。

5月か6月に目標設定をするのだが、それを次に見るのはこの自己評価の時だけ。

つまり、普段はそんな目標設定なんて考える暇もなく、日々の業務に忙殺されている。

 

プロセスとしてはオンラインで記入。

グーグル先生がログインとパスワードを覚えてくれているおかげで入れる、年に2度だけ訪問するサイトだ。

 

一度下書きした時点で上司と面談して、最終的に提出する。

そこで上司と自分の業務について10か月振りに話す。

本当に億劫で、私は締め切りを必ず守る性格だが、これだけは放置することもある。

 

業務が忙しくても、この一連の作業に意味があるのであればきちんとやるというものだ。

しかし、本当に無意味なのだ。

職場でやらされているからやっているだけで、機能していない。

上司だって、私達の目標設定を次に見るのは評価の時だけだ。

年度初めに目標を設定したところで、途中で新しいプロジェクトがどんどんぶっこまれても、最初の目標設定が変更されることはない。

それで1年を疲弊して終えたとしても、自己評価に書く内容としては当初思い描いていたゴールは達成できず、代わりにやった業務は備考欄に書くだけだ。

 

この職場に来て最初の2年くらいはちゃんと書いてはいたが、どんなに頑張ってもサボっても、給与への反映に関してはその差はあまりないことに気づくと、この評価プロセスへのやる気を完全に失った。

普段業務を見ていない、一つ、二つ上の上司が最終的な評価を下していることも分かった。

 

何よりとどめを刺したのは、直属の上司の一言。

「みんな早く書いて。じゃないと俺が書けないじゃん。」

つまり、部下の一人ひとりが書いた目標や評価を寄せ集めて、自分のものをコピペして作っていたのだ。

しかも、それを堂々と私達に言った。

完全にやる気を失った瞬間だった。

 

でもやらされるので、何とか省エネで乗り切る技を見つけた。

隔年で同じ目標と自己評価をほぼコピペするのだ。

 

つまり2021年度は、2019年度の目標をベースにちょっと修正して提出。

2022年度は、2020年度のものを使う。

去年と今年を上司が見比べるといけないので、隔年にしているという訳だ。

 

なので、今記入をさせられている自己評価は2020年のものを使わないと。

間違えると大変だ。

 

なお自己評価が終わった後で職場からの評価が付くのだが、それを見に行ったことは一度もない。

 

自己評価も今年が最後なはずなので、最後くらい頑張って書こう!

なんて思うわけない。

2019年度のものを使うことだけ間違えないように最省エネでやる。

 

ところで、今年の私の目標はなんだったっけ?