-- FIREまで727日
寒いということもあるだろうが、イギリスの家、特に年配の世代の家はキッチンを除きカーペットだらけである。
びっくりするのは、バスルーム(トイレと風呂が一緒になった部屋)もカーペットが敷いてあることもある。
なんなら義理叔母の家のバスタブは側面にもカーペットが貼ってある。
風呂には洗い場がなくバスタブ内で水回りは完結するのだが、やっぱり少しは水が飛ぶのに、よほど好きなのか、家を購入したときの流行りによるのか知らないが、感心する。
義理実家の家も義理叔母の家もカーペットは新品のようにフカフカ。
特に叔母の家は、階段のカーペットもへたっていない。
カーペットのへたりはカーペットそのものの質にもよるし、家が土足かどうかにもよる。
意外にも、家で靴を脱ぐイギリス人は多い。
冬はやっぱり板の間より暖かいし、フカフカのカーペットは心地よい。
一方で、板の間に溜まる埃や汚れを見ると、カーペットの毛に埋もれているであろう埃や汚れを想像して真っ青になる。
実際、イギリスには地震がないので家中が置物(飾り)で溢れているのだが、全然埃が溜まっていない。
埃ゼロとは言えないが、日本でこれだけの置物があったら掃除だけで人生終わると思うのに、イギリスの家の置物は割とキレイなままなのだ。
その理由は、カーペットが埃をため込んでいるからだというのが私の予想だ。
夫はカーペットが埃を集めて、それを掃除機で一気に吸えば埃が舞わずに良いと言うがどうしても受け入れられない。
持ち家(現在は貸してある)も、階段と2階の1部屋はカーペットになっている。
私が家に来た時にはそうだったので、カーペットが古くなった時もカーペット→フローリングにせずに、新しいカーペットに張り替える選択肢しか思いつかなかった。
持ち家にいつ戻るか分からないが、戻った時にはうちはカーペットフリーの家にしようと思う。