-- FIREまで781日
マネーロンダリング対策で、海外送金や、非居住者の銀行、FX、証券口座の規制がどんどん厳しくなってきていることを肌で感じる。
メインで使っている新生銀行も非居住者は要解約となってしまい、FIRE後でも非居住者として使える口座を探している。
非居住者でも口座を維持できる金融機関の一覧はこちら。
https://wise.com/jp/blog/moving-abroad-bank-account
このリストで目に付いたのがゆうちょ銀行。
今の大学生の仕送り事情は知らないが、私の世代であれば、郵便局経由で仕送りをしてもらっていた人も多いのではないか?
郵便局の口座(現ゆうちょ銀行)は、田舎にも必ずあることと、通帳もキャッシュカードのように使えることが大きなメリットだ。
親が毎月の仕送りをカードで入金し、私は通帳で出金していた。
後にインターネット時代になり、「ゆうちょダイレクト」というオンラインバンキングができたのだが、特に使う理由もなかったので、昔のまま、オフラインバンキングとして保有していた。
(メインバンクは、オンラインバンキングの先駆けの新生銀行を使っているので、それで事足りていた。)
この度、非居住者になった時に備えて「ゆうちょダイレクト」に登録することにした。
口座は既に保有していたので申し込みだけで良かったのだが、申し込み時に通帳の最新の残高が必要でストップしていた。
なぜなら、昔のまま、通帳は実家に置いてあったかるからだ。
先日実家に帰った時に郵便局で記帳をしたら、最新の残高金額を入力しなくてもすぐに申込みが完了した。(察するに、頻繁に記帳している人は問題ないようだ。)
オンラインバンキングが使えるようになっても実際に使う機会が無かったのだが、今日、税務署の手数料の支払いに初めて使った。
新生銀行はオンラインバンキングの先駆けなのに、実はあまりこのようなオンライン支払い(〇〇ペイとか)のできる金融機関に採用されていない。
なので、これまでは「ペイジー」という支払い方法で郵便局のATMで入金していた。
でも、今日はオンラインバンキングで支払える銀行にゆうちょ銀行があったのを見つけ早速使ってみた。
https://www.pay-easy.jp/where/list.php?c=1#tab3
ログインしてからワンタイムパスワードを入力するだけですぐに支払えて、とても便利だった。
支払先の情報や金額は、元々の税務署のページで「オンラインバンキングで支払う」をクリックすることにより自動で入力されているので、ゆうちょダイレクトで別途入力する必要が無かった。
ATMに行く手間も無く、数分で終わり、やっとデジタルの恩恵を享受した。
郵便局の口座を持っている人は、ぜひ「ゆうちょダイレクト」に申し込んでおくことをお勧めする。
頻度は少ないが、いつか役に立つ場面が出てくるかもしれない。