-- FIREまで805日
イギリス時代に社員として理系イギリス人夫がもらった、ナスダック株の売却に向けて動いている。
前回の話はこちら。
夫は書類や事務に興味がないのだが、内容を確認して適切に処理するのが面倒なので書類は一切捨てずにフォルダーに取ってある。
そんな人なのになぜ大事な証券が手元に無いのかというと、司法書士のところに置いてきたというのだ。
その経緯。
株にRestricted(制限付き)という但し書きが付いていて売却できないことは夫に分かっていた。
社員向けの株付与だったので、同僚も同じように証券(紙)で株をもらっているのだが、仲のいい同僚がイギリスの司法書士に行って聞いてきたら、何か簡単な手続きをしてもらい売却できるようにしてもらえたという。
夫も同じ司法書士を訪ねた。
今回の件で夫がメールを遡ると、司法書士事務所には2015年に行っているようだが、一人で行ったということは、多分その時、私は日本に一時帰国していたのだろう。
夫が言うには
同僚の株にはついていない「Restriction(制限)」が自分の証券についていて、こいつを取るには弁護士に頼まないといけなくて、その弁護士費用の方が売却益より多くなると思うと言われた
という。
それで、そのまま放置していた。
放置するだけならまだいいのだが、なんと、その証券も司法書士に預けたままで取りに行ってないというのだ!(夫らしい。)
私が同行していたら、
「制限」の理由や、その費用とか詳しく聞くはずだし、証券だって回収している。
ダメ元で司法書士にメールして証券が残ってないか聞いてみたが、何年も前の事で覚えてないし、普通、原本をコピーして原本は返すはずなのであるとは思えない、と返事が来た。
司法書士の言う事も最もだし、でもまた、夫が書類は一切捨てないことも知っている。
どちらの言い分が正しいかは別として、証券(原本)が無いのは事実だ。
幸いオンラインの口座から証券紛失の場合の再発行手続きができたので、再発行することにした。
証券が無いことには制限を外してもらうこともできず、売却もできない。
続く