イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

親の老いを感じる瞬間

-- FIREまで822日  

 

ADSLサービス終了に伴い、実家のWiFiADSL楽天ポケットWiFiへ切り替えた。

その時の話はこちら。

 

ネット環境や料金より結構私に響いたのが、母のテクノロジースキルや理解力の低下

母は現役時代はあまりパソコンを使う仕事では無かったのだが、年賀状や何かの案内を作るような基本的なことは出来る。

大学の時か忘れたがタイプライター部か何かに入っていたようで、アルファベットのブラインドタッチが出来ると私が小さい頃に見せてくれたことがある。

誰のものだったのかタイプライターを借りてきていて、カチッカチッとキーが動くのが面白くてタイプライターでよく遊んだ。

しかし、パソコンは使っていないと忘れるようで、パソコンを楽天WiFiに接続する設定したときにはパスワードの数字が全角で入力されていたり、コピペってどうやるんだっけ?という超基本的なことで手間取っていた。

 

そのたびに私はイライラ。。。

母だってやろうと頑張っているのに「何でそんなことも出来ないの!」とイライラしてしまう。

こちらが質問しても、関係ないことや頓珍漢な答えが返ってきたりするし。

スマホは数年前にガラケーから切り替えさせて、LINEなどは使えているし、料理レシピの保存なのどにめちゃくちゃ使っている。

数年前にやっておいて良かった~。

 

老いは誰にでも来る。

祖父母は初めから老いている一方で、親は普通に何でもできた(むしろ子供より上手くできた)ことを知っているだけに、親が色々出来なくなることはショックである。

 

12月にイギリスに帰るときには、理系イギリス人夫も自分の親の老いを目の当たりにするだろう。

FaceTimeとかで画面越しに顔を見ていても、生で見ると歩き方や佇まいに老いが現れているのを見るはずだ。

 

これからは母のことは祖母と思って接しねばと、少し悲しいがそう思った。

一緒に住まなくても、子供が近くにいてちょくちょく顔を出し、色んな手続きをやってあげたり、相談に乗ってあげたりすることはとても大事になる。

 

やはりFIREして実家に帰れるようにする時期なんだと、楽天WiFiの設定は親の老いを感じた出来事だった。