イギリス・日本の2拠点でFIRE

自分と未来は変えられる  選択肢を広げる生き方

この先にFIREがあれば仕事のうんざりもケロリ

-- FIREまで829日  

 

今の仕事は全然嫌じゃない。

プレッシャーも責任も失職の心配も全くなく、仕事自体もきつくない。

全員ではないけど職場もいい人が多いし、上司もうるさくない。

定時で上がれて有休は全て取れるし、長期休暇も可能(有休があるなら1か月とか)。

職場自体が日本でも稀にみるホワイトで、その中でもかなり環境のいい部署だと思っている。

 

でもイラつくことだって日常的にあるし、仕事には真剣に取り組むので、変な話だが職場の「ゆるゆる」に怒りを覚えることも多い。

嫌な人と関わると本当に嫌な気分になるし、これが続くと思うと心底うんざりする。

でも最近では、うんざりした10秒後には

But, I will retire. (ま、リタイアするし。)

とけろっと切り替えられる。

(英語なのは、愚痴る相手がだいたい理系イギリス人夫だからだ。)

 

やっぱり選択肢があるというのはとても心強い。

この平和な時代に働ける健康な体があるだけでも選択肢が限りなくあるとも言えるのに、そこにもう一つ、働かないという選択肢もできるわけだ。

 

理系イギリス人夫がよく言う。

働きたくないわけではない。働かなくてもいいというオプションが欲しいんだ。

ぼへっと生きてるだけのようで、理系イギリス人夫はよく的を得たことを言う。

その通りだ。

 

選択肢が無ければ、ずっとイライラして愚痴るしかない。

この「お守り」は、気持ちの切り替えにとても役に立っている。

いや「お守り」ではなく、「切符」もしくは「切符を買う資金」と言おうか。

 

私は本気でFIREする予定なので、「いつかできたら」と自分を気休めているのではない。FIREという旅にでるべく、駅に向かって歩いているのだ。

切符を買うお金は貯まったので、駅に到着した暁には片道切符を購入して出発だ。

 

どんな列車でもいいなら今日でも最寄駅から乗ることもできるが、せっかくの旅が始まるのだから、安全で快適な列車に乗りたい。

その列車が出発する駅はもう少し先のようだが、案外近いのかもしれない。